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変数(variable)

変数(variable)

今日は変数について。
変数とは、任意のデータをコンピュータのメモリ内に一時的に格納する機能の事。

Swiftの変数と数学の変数の考え方は基本的に同じ。
異なる点は、数学でx = 3と書いても問題はないが、プレイグラウンドのエディタにx = 3だけを書くとエラーになる。
なぜなら、Swiftでは先にxが変数である事を宣言する必要があるから。
これを変数の宣言(variable declaration)という。

変数xを使用した3の2乗の計算

var x = 3 //変数xの中に数値3を代入
print( x * x ) //変数xと変数xで掛け算を行う

ConsoleOutput

9

3×3で9となる。

変数名

変数名は自由に決める事が可能である。
変数以外にも名前を指定する対象が幾つかあるが、そう言ったプログラム内で使用する名前のことを総称して識別子という。
また、付けられる文字列にはルールがある。

*英字、数字、Unicodeを使用できる
*半角数字は先頭文字には使えない
*数学記号、矢印、無効なUnicode、ハイフン、罫線素片は使用できない
予約語は使用できない

予約語とは、Swiftにあらかじめ定義されている命令語などの特別な識別子。

「=」(イコール)は"等しい"ではない

数学では「=」(イコール)は左辺と右辺が等しいことを表すが、Swiftでは右辺の値を左辺に代入するという意味で使われる。

なお、Swiftで左辺と右辺がふと強いことを表す際は「==」(ダブルイコール)を使用する。
このように左辺と右辺を比較する記号のことを比較演算子という。(比較演算子の種類はこの記事にまとめた)

変数の上書き

変数の中身は上書きすることができる。

var x = 3 
x = 4 //変数xの中身を4に上書きする
print( x * x ) //4×4で結果は16
x = 5 //変数xの中身を5に上書きする
print( x * x ) //5×5で結果は25

現在の値を元にして変数の中身を上書きすることもできる。

var x = 0
x = x + 1 //左辺の変数xの値は1
x = x + 1 //左辺の変数xの値は2
x = x * x //左辺の変数xの値は4

今日はここまで!