引数(parameter)
前回は関数についての記事を書いた。
もし前回学んだことだけで1〜9の段すべてを計算することになったら、9つの関数の宣言をしなければならない。
こういう時、引数(parameter)という機能を使うと1つにまとめることができる。
引数を使った関数の宣言
これまでの関数の宣言と違うのは()の中だけ。
()の中にまず引数名を書く。この引数名は関数内で定数として扱われる。
続いて:(コロン)を書き、引数の型を指定する。
九九を計算する関数の宣言と使用例
func kuku(dan:Int) { //ଘ(ㆁvㆁ)<danという引数を使いkuku()という関数を定義する for x in 1...9 { print(dan * x) } } kuku(2) //ଘ(ㆁvㆁ)<二の段の計算の実行 kuku(3) //ଘ(ㆁvㆁ)<三の段の計算の実行
Console Output
2 4 6 8 10 12 14 16 18 3 6 9 12 15 18 21 24 27
複数の引数を指定する場合、引数を,(カンマ)で区切って指定する。
また関数の呼び出しを行う際、第一引数以外は引数名を表記する必要がある。
三角形の面積を計算する関数
func areaOfTriangle(base:Int, height:Int) { //ଘ(ㆁvㆁ)<base,heightという引数を使いareaOfTriangle()という関数を定義 print(base * height / 2) //ଘ(ㆁvㆁ)<base(底辺)×height(高さ)÷2 } areaOfTriangle(3, height:4) //ଘ(ㆁvㆁ)<底辺が3、高さが4の三角形の面積を計算する
Console Output
6
次は戻り値です。