DVするひとのはなし
私の友達は、暴力や言葉の暴力を受けてもなお、その恋人と別れられず何年も付き合っています。
DVをする恋人と付き合ったことがない人からすれば、「別れればいいのにどうして別れないの?」と思うでしょう。
けれど、DVをする恋人と付き合ったことのある人、もしくは、いま現在付き合っている人の中には「付き合っていても幸せになれないかもしれない。でも別れられない」と思う人がいると思う。
結論としては「別れたほうがいい」と思うけれど、
どうして上記の様に思ってしまうのかがわからないという人のために書き起こしたいと思う。
はじめは優しく、魅力的に見せる
DVをする人の特徴として、はじめはとても魅力的に見える、というのがある。
具体的に言うと仲良くなってから5回くらい。
優しくて、沢山褒めてくれます。たくさんの嘘をついて自分を魅力的に見せようとする人もいます。
そのあと、ボロが出始めます。
段々と相手の色々な事を否定してくるようになります。
顔、性格、生き方、全てを否定してくるような人もいる。
ここまできたら暴力に発展するまですぐです。
ではなぜ別れない人がいるのか?
相手を褒めて貶し、また褒めて貶す、ということを何度も繰り返してきます。
そうして相手を自分の思ったように動かし、依存させているからです。
時には、突然病み出し心配させます。
「あぁ、この人は私がいないと何もできないんだ…」と思わせるために。
少しはDVされても別れられない人がいる理由を説明できたかな。
なぜDVをするのか
逆に、なぜDVをするのか。
全員がそうではないかもしれませんが、一部にこういう人がいる。
自分に自信がなく、ありのままの自分を愛せないため、自分は優越的で素晴らしく特別で偉大な存在でなければならない、と思い込んでいるので
自分を認めてくれる人が欲しい。
自分の思い通りになる人形が欲しい、と思っています。
それで言葉の暴力などで相手を落とし、自分に依存させようとしているのかと、思います。
別れたい人へ
本当に「別れたい」と思ったら、警察でもなんでも使って別れましょう。
殺されるまではないかもしれませんが、ストーカーや、自分の周りにありもしない悪口を言いふらされたりと、精神的にさらにダメージを受ける可能性が高いので。
これを読んでもまだ「別れたくない」と思うのであれば、その共依存があなたにとっての幸せなのかもしれないので、良いと思います。
最後に
以上に書いた事がほとんど当てはまる人は「自己愛性人格障害」の可能性が高いと思います。
病院に連れて行きましょう。